敬老の日が9月の第3月曜日になったわけ

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高齢化社会がすすむ日本。昔は年長者を敬うという儒教の傾向が強くありましたが、現在の日本においてはその意識が少しずつ薄れているような気がします。子どもたちも敬老の日ができた成り立ちを考えると、もっとお年寄りを大切にしようと思うかもしれませんよ。

敬老の日とは?

敬老の日とは、「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を尊敬し、長寿を祝う日」ですね。この由来になるものとしてはいろいろとあるようで、有名なものでは養老の滝の伝説悲田院の建立の2つがあるようです。

養老の滝伝説

むかしむかし、美濃の国(今の岐阜県)に「源丞内げんじょうない」という親孝行の貧しい木こりと、年老いて目の不自由な父親が暮らしていました。日々食べるものにも不自由する暮らしでしたが父親のために一所懸命に働く源丞内は、父親がお酒好きだったことから流れる水を見て「あの水がお酒だったらなあ…」と思いにふけっていました。

滝
養老の滝の話

ある日いつものように薪を取っていると、岩から足を踏み外して谷底に落ちてしまいました。気を失った源丞内は、しばらくするとのどが渇いて目が覚めました。岩陰から聞こえる水の音を頼りに水源を探していると、近くの岩から香り高い山吹色の水が湧き出しているのを見つけました。一口飲んでみるとそれは水ではなく、たいそう見事なお酒でした。喜んで父親のもとに持ち帰り飲ませたところ、なんと目が見えるようになりました。湧き出るお酒が不自由な体を治したという話は時の帝である元正天皇の耳に届き、717年の9月にその流れる滝を「養老の滝」と名付け、親孝行の源丞内は美濃の守に任ぜられたというお話です。つまり、年長者を敬うと良い事になって帰ってくるという話なんですね。これが敬老の日のヒントの1つになったそうです。

悲田院の建立

悲田院とは、仏教の慈悲(いつくしみあわれむ心)の考えに基づいて身寄りのない老人や貧しい人々を救うための施設で、聖徳太子が四天王寺に建立した四箇院(悲田院の他に敬田院・施薬院・療病院)が始まりと言われています。この日が西暦593年9月15日と言われていますが、月日に関しては定かではありません。これも敬老の日の由来の俗説の1つです。

敬老の日が制定されたのは?

老人と孫
お年寄りを敬いましょう

これらの伝承をもとにして、1947年に兵庫県多可郡野間谷村で9月15日に村主催の「敬老会」を開催したのが敬老の日のはじまりです。ちょうど農閑期にもあたり気候も良いこの時期であり、最初は「としよりの日」として提案されましたが、子供の日、成人の日が「国民の祝日」になる中、としよりの日は残念ながら制定されませんでした。
そこで野間谷村の村長であった門脇政夫さんが兵庫県内の各市町村に呼び掛けて敬老会活動の輪を広げていくことで、1963年の9月15日に老人福祉法によって「老人の日」と定められ、1966年には祝日法が改正されて老人の日は「敬老の日」の名前で祝日となりました。
2002年にいわゆる「ハッピーマンデー制度」によって祝日法が改正され、今では「敬老の日」は9月の第3月曜日になっていますが、老人福祉法では9月15日が「老人の日」になっています。

感謝の気持ちを伝えませんか?

敬老の日は日ごろ伝えられない感謝の気持ちを形にして贈ることができる、年に一度の特別な日です。お孫さんからおじいちゃん・おばあちゃんに感謝のプレゼントを届けてみてはいかがでしょうか?

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