星の動物園:みさと天文台

天体

※現在、予約のない方の施設内・駐車場の立ち入りを禁止しています。予約はみさと天文台のホームぺージから予約サイト「LivePocket」をご利用ください。

みさと天文台とは

正式名称を「紀美野町星の動物園」という、公開望遠鏡では1995年のオープン当時に日本一の口径を誇っていた105cmの大型望遠鏡を備えている、紀美野町にある公開天文台です。ここは平成の大合併の前は「美里町」だったため、「みさと天文台」と名づけられました。
日本有数の星のきれいな町に選定された旧美里町は、星を観光資源にするため天文台の建設を行いましたが、この時にハード面だけでなくソフト面も強化する方針を採ったため、当時まだ珍しかったインターネットを使った情報発信なども積極的に行っていました。そのため人口4,000人にも満たない小さな町ですが、町全体の情報化の推進に貢献しています。

分からない人にも丁寧に解説

豊かな自然環境と豊かな設備を最大限に生かし、都会では不可能な驚きの体験をすることができる施設を目指して運営しています。小さな子供や星の知識がまったくない方でも楽しめるように分かりやすくてアットホームな解説・接客をしてくれます。

昼の営業について

星の見えない昼には、施設を自由見学できます。また望遠鏡だけではなく、模型や光電子増倍管なども見学できます。
土・日・祝はプラネタリウム投影(午後2時30分~)と、3Dシアターによる宇宙の旅(プラネタリウム終了後)、全天周映画(午後4時30分~)があり、どちらも生解説付きで要予約です。
プラネタリウム・全天周映画投影共に一般500円・小中高生100円・未就学児無料です。3Dシアターはプラネタリウム・全天周映画をご予約いただいた方限定で無料です。
休館日は月・火です。(プラネタリウム・3Dシアター・全天周映画は土日祝日のみ実施です。ご注意ください)

夜の営業について

実際に望遠鏡をのぞいて季節ごとに変わる美しい天体を研究員の解説付きで楽しむ「星空ツアーNeXT」を実施しております。6倍程度の低倍率双眼鏡をお持ちいただければ天の川や星座の観察の楽しさが倍増します。星が見えない場合でも、大型望遠鏡の仕組みについての説明や実験ショー、プラネタリウム・3Dシアターを使った楽しいお話などがあります。天候状況や天文現象・参加人数・お客様からのリクエスト・研究員の趣向などによって星空ツアーの内容は毎回変わりますので何度来ても楽しめます。
休館日は月~水です。なお観望会については、状況によって金曜日・土曜日は2回行う場合もあります。
料金は大人1,500円(12月~2月は1,000円)、小中高生は200円、未就学児無料です。

アクセスについて

車でのアクセス

バスの通っていない山の上にありますので、車で来ることをオススメします。最寄りの駅はJR海南駅で、駅からだと国道370号線を高野山方向に約45分(約25km)です。
高速道路からご利用の場合は、海南東I.C.(大阪方面から)または海南I.C. から40~45分(約24km~26km)です。国道から山に登る道はとても険しいのでご注意ください。