日本最古の都 奈良そして紀ノ川沿いの和歌山方面の名産として有名です。この地方の各家庭においては祭り、祝い事の都度つくられ、我が家の“はは、ばば、かあちゃん”こそ日本一の柿の葉すしの名人であると自慢のたねとするこの地方を代表する名品であります。

     その昔 紀の国の山奥で生まれ育ち、あの源氏の名将、源九朗義経公の大守護神として彼の有名な豪僧弁慶法師は、紀州の我家を出で立ち京の都を目指すとき、浜で捕れた新鮮な魚の身で握り飯を包み“わしらべ”でかたく巻き締めて道中の食料の一部として出立したものらしく、これが京の都に到着したころに腐り果て、めしは酢っぱくなり魚の身共々、えもいわれぬ味となったらしく、これが今で云う寿司であったらしいと考えられるものです。

  真言密教の大本山高野山の麓を流れ和歌山市を経て紀淡海峡へそそぐ清流“紀ノ川”沿いにあり、戦国の知将真田幸村が不遇の時、閉居した九度山町、この地は知るひとぞしる 日本一の良質さを誇る甘柿の名産地であります。 またその二里程〔実測約9km〕川下にある四郷(現和歌山県伊都郡かつらぎ町)は、甘柿は九度山、渋柿は四郷といわれる渋柿の名産地であり、その心あるひとは正月のお飾りにと争って手に入れようとする名品であります。この四郷の柿の葉を使用し紀淡海峡の沖、あの黒潮で育った鯖をつかってつくりあげたのがこの弁慶の柿の葉すしであります。


    社長からのおすすめ!
うどんさばすし相性は抜群です。
おいしいですよ!! 

ぜひ、おためし下さい。



ベンケイ食品        和歌山県伊都郡かつらぎ町中飯降295