くるみもち  丹生都比売神社
 古くから伝わる郷土料理の「くるみ餅」を村おこし特産品のお菓子に仕立て上げました。
 贈り物、お茶のお友にご愛用くださいませ。
  高野山のふもとの小さな里からの便りです。

 「祭りに」「くるみ餅」を作ると言いますと「油っぽいでしょう」と聞く人がいます。
 私のいう「くるみ餅」は、山ぐるみや鬼ぐるみを使うのではなく、枝豆のペーストで餅をあえたものです。枝豆はゆでてうす皮を除き、石臼かミキサーでひきつぶします。仙台では同じものを「ずんざ餅」というそうですが--。
 
      戸西葉子「野菜と私と土と水と」より

  :::花盛祭::お渡り::: 
和歌浦・・和歌山・・の語源といわれている稚日女尊(わかひるめのみこと)は丹生都比売命(にゅうつひめのみこと)とも申します。
かつらぎ町のむらおこしにご登場願い広報レデイーとして活躍いただいております。
その名も「わかひめちゃん」と申します。

 わかひめちゃん
人生の道ひらきの社・紀伊の国一之宮
 丹生都比売神社の創建は1700年以上前と伝えられています。第一殿の丹生都比売大神は天照大御神の妹神で紀州・大和に農耕を伝えられ、かつらぎ町天野の地に鎮座されました。神功皇后出兵の折、大神の託宣により、武具、軍船全てを朱色に塗ったところ戦勝できたため、これに感謝し応神天皇が社殿と広大な神領を寄進されました。また、1200年前には弘法大師空海が仏法の守護を願い神社の神領の一部である高野の地を借り受け、真言密教の根本道場として開山したことでも知られています。
空海さんは、山川草木に神々が宿り、先祖も神となって山に住まわれ、私たちを守ってくれるという日本人の伝統的な信仰観を仏教にとり入れ本来仏教の教えに無かった先祖祭を行い仏教の大切な役割としていきます。神仏融合始まりの社といわれる所以です。



  春を寿ぐ::花盛祭::

   平成29年4月16日開催

 桜が満開の時期です。天野の地は桜をこよなく愛した西行さんの庵など、平家物語の里と言われるように多くの史跡があります。
世界遺産・丹生都比売神社を象徴する朱塗りの太鼓橋。

現在の太鼓橋は淀君が改修寄進したと伝えられております。

人間世界から神様の世界に渡ることから、「願い叶い橋」との話があります。
  花盛祭

10:00祭典
11:45雅楽等奉納
13:30渡御の儀
14:45ゲスト歌唱
15:00太鼓奉納
15:30餅まき
丹生都比売神社へのアクセス